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3 ユージーンの学生生活

 ユージーンは、隣接するスプリングフィールドとあわせて人口約10万。林業、製材業を基幹産業とするオレゴン州中部の中心都市だ。古き良き時代の面影を今に残す美しく平和な街である。町の東部に位置するオレゴン大学(University of Oregon)のキャンパスも、新緑と花、レンガ造りの建物など、勉強するのにふさわしい落ちついた雰囲気だった。
 英語学校は、「A・E・I」(American English Institute)といい、本来、アメリカの大学を目指す外国人のための、英語学習専門の学校。生徒の9割が日本人だった。その他中南米、アジア、ヨーロッパの人たち。人口10万の田舎町で、世界中の人達とコミュニケーションをはかるのである。英語の学力によって6段階のレベル、12のクラスにわけられ、1クラスは15人ほど。文法、読み書き、会話の授業が半日ちょっと、午後の大半は映画やコンピューターなどを使った自主的な勉強が中心だった。辞書を極力使わない実践的な集中トレーニングで、予定した10週間はあっと言う間に過ぎていった。  (本文より)