日本を出るときはアジアも貪欲に体験するつもりでいたが、もはやお金も体力気力も限界だった。日本への途中下車的な滞在となったバンコックと香港だったが、消し炭が突然爆発したような強烈なショックを受けた。今まで積上げてきた体験に0やマイナスを掛けたかのように、何もかもが無に帰すか一気にひっくり返るような思いだった。自分が何者であるのか、いやがおうでも考えさせられる。本当の自分探しはこれからだ。 (本文より)
中島林産(株)社長の中島桂一が自費出版いたしました旅行記 「29歳の離陸」―自分を模索した207日間世界一周― のWeb写真集です。
日本を出るときはアジアも貪欲に体験するつもりでいたが、もはやお金も体力気力も限界だった。日本への途中下車的な滞在となったバンコックと香港だったが、消し炭が突然爆発したような強烈なショックを受けた。今まで積上げてきた体験に0やマイナスを掛けたかのように、何もかもが無に帰すか一気にひっくり返るような思いだった。自分が何者であるのか、いやがおうでも考えさせられる。本当の自分探しはこれからだ。 (本文より)